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【仕事つらくないですか】なぜ、あなたは疲弊しているのか

business basic stance

毎日ノルマに追われて、日付が変わるまで残業で、土日も出勤することが多い。体はボロボロ。精神的にも、ホントに辛い・・・。こんなことはないですか?

こういった悩みに答えます。

◯本記事の内容

  • 上司の判断の真実
  • 組織で働くということ
  • 大きな組織では、社畜でないと出世できない
  • あなたのホワイト企業
  • ホワイト企業を見極める方法
  • 自分の人生に胸をはるために

こんにちは、清兵衛(せいべえ)です。

連日、お疲れ様です。ビジネスパーソンとして20年以上、交渉の現場などで、欧米も含めた様々なビジネスマンと出会ってきた経験から、サラリーマンはなぜ疲弊しているのかについて、解説します。

毎日ノルマに追われて、日付が変わるまで残業で、土日も出勤。でも、テレビ広告や新聞広告記事では、とても明るい会社イメージをPRしています。

「実態のイメージと違うなぁ。なんなんだろう。」大手企業に勤めている方なら、一度は思ったことがあるでしょう。

組織の中で疲弊していませんか? その原因は、あなたには全くありません。

上司の判断の真実

組織で仕事をすると、上司の判断に、「え?なんでそんな判断するの?」って思うことがでてきます。「理屈とおらないじゃん」、「顧客のためにならないじゃん」っていうような判断です。

なぜ、そのようなことが起きるのか。

20~30代くらいの方なら、「自分の知らない重要な情報を上司が知っていて、それで判断しているんだろうな、すごいな」って思ってしまいます。

確かに、役職ポストが上がるほど、情報は集まります。一般社員の情報量とは雲泥の格差があります。そして多くの上司は、その情報を自分だけのものにして、部下には教えません。権威を保つためです。でも、「え?なんでそんな判断するの?」の理由は、上司だけが持っている情報そのものが原因ではありません。

では、「え?なんでそんな判断するの?」の本当の原因はなんなのか。

それは、経営層と従業員層の、考え方や行動の判断基準が異なっているからです。平たく言えば、関心事が違うだけです。

確かに経験によって知識は増えますが、能力自体は、人間そんなに差はありません。企業の役員であれば、一般社員には思いもよらないような素晴らしいことを考えているなんてことはありません。

例えば、お役所であれば、幹部(大臣、副大臣、大臣政務官、事務次官あたり)の主な関心事は政局です。次の自分のポストのためには、どう動いたら良いかが判断軸です。

ある政治家の方が、「これは、GNPの問題だ」というので、経済の話と何の関係があるのかと思って聞いていると、「義理、人情とプレゼント」の頭文字なんですよ、GNP。

企業の役員であれば、人事権を握っている社長にどうすれば認めてもらえるか、出世と保身が関心事であり、判断軸です。この判断軸に従って、持ち込まれる案件を判断しているだけです。

意識的にそうしている方もいれば、無意識にそうしている方もいます。悲しい話ですが、多くの場合は、これが現実なのです。

組織で働くということ

営業担当の社員が、「我が社と取引先のA社のためには、この仕事をA社に発注することが最適である」と判断したとします。

でも上司は、それが正しいことはわかっていても、「社長は、A社とうまが合わないから、A社の利益になるようなことはできない」と判断して、否決してしまうのです。

これが「組織の理論」であり、「人事権は求心力の源泉」と言われるゆえんであり、良心あるサラリーマンが疲弊してしまう原因なのです。

なぜ、その仕事をするのか。上司に命じられ、自分が納得できない仕事であっても、自分なりにその仕事の目的を考え、意味づけして、無理矢理にでも自分に言い聞かせます。

寝ている時まで嫌な夢を見ながら・・・。毎朝、洗面台の鏡に向かって、上司の命令を自分に言い聞かせているという方もいます・・・。

否定的に聞こえるでしょうが、大きな組織で出世と保身を図るためには、不可欠とも言えることなのです。

一定の役職ポスト以上の者同士であれば、会話でもそういうことを話します。でも、部下がいるところでは、このような話は絶対にしませんので、部下の方々からはうかがい知れないことだと思います。

大きな組織では、社畜でないと出世できない

この役職ポストの方々は、もちろん自分が社畜だとは思っていません。客観的に社畜であっても、自分は社畜だと思わない人間でないと、出世できないのが大きな組織の特徴です。

「出世している人の10の共通点」のようなビジネス書では、積極的なこと、肯定的なことが書かれています。確かに、そういう共通点もあるでしょう。

でも、それは表面的なことで、本質的なことではないように思えます。企業での地位と、人間性は、全くの別物ですが、出世している人は「偉い人」であるべき、と思いたいのが自他ともの人情ですから。

大企業で出世をした方々がビジネス書で、「激しく仕事をした人間は大きく成長する」とか言ってますよね。確かに、体力のある若い世代なら、苦労したことは自分の肥やしになることがあるのは事実です。

でも、50代になればわかります。そういう人々も会社という肩書きがあるからこそだということが。退職してまで、名刺に「元◯◯株式会社常務取締役」とか書いてあるんですよ・・・。残念な方々ですね。

否定的な側面を書きましたが、これまでのわたしの経験からは、大きくははずれていないと思います。

あなたのホワイト企業

でも、まれに、「仕事=楽しい」と思える企業があります。あなたにとっての「ホワイト企業」です。ポイントは、なんと言っても人間関係です。

ブラック企業では、無理矢理に働かされます。ホワイト企業でも、激しく仕事をすることはあります。でも、あなたが、仕事が楽しければ、全く問題ないですよね。

あたなが、仕事で本当に辛いときに、優しく声をかけてくれたり、親身に対応してくれると、ホンノちょっとしたことでも涙が出るくらいうれしいですよね。そんな経験ないですか?その時、親身に対応してくれた方のことは、何十年も忘れないです。

言い古されてはいますが、企業・組織は、そこにいる「人々」で成り立っています。

会社は仕事をするところですが、同僚や上司、部下と接する心構えとしては、「友達や家族としても付き合う」くらいの気持ちを持って接すれば、周りの方々との関係は、温かいものになると思います。休日に社外で偶然出会っても、笑顔で挨拶できるようなイメージです。理想論のように聞こえますが、こんなことの積み重ねが、ホワイト企業を作っています。

余談ですが、物理学のカオス理論に、バタフライ効果と言われているものがあります。一昔前にはやりましたよね。北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こるというものです。

通常なら無視できると思われるような小さな差が、やがては無視できない大きな差となって現れることです。

ホワイト企業を見極める方法

じゃあ、どうやってあなたのホワイト企業を見極めるのか。

結論は、その企業や組織内に尊敬できる先輩がいるかどうかで判断できます。社内をみわたして、5年先輩、10年先輩、15年先輩と見ていって、尊敬できる先輩がいなければ、あなたにその企業は合いません。できれば、辞めたほうがいいです。

自分の人生に胸をはるための転職

わたしは、20代の時に転職しましたが、40代くらいまでなら、転職は選択枝として充分可能性があります。50代の方でも、自分の価値を客観的に見直すチャンスです。

あまりにも辛いなら、自分を無くしそうなら、悔いの無い人生を送るためにも、検討してみる価値があるかもしれません。

ただし、当然ながら、転職専門サイト会社が儲かる仕組みが組み込まれています。

あなたに紹介された会社が、あなたにとって、最適な仕事・職場であるかどうかということよりも、転職専門サイトが儲かるかどうかが優先されているはずだということを理解した上で、利用するなら、以下の転職サイトは登録だけなら無料なので、試してみても良いかもしれません。

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