手帳に使う筆記具は、何がいいんだろう?
「人気ボールペンのオススメ20選」とか読んだけど、なぜか満足できないんだよな?
結局、どれを選べばいいんだろう?
ビジネスパーソンとして20年以上、交渉の現場などで、様々な筆記具を使ってきた経験から、この悩みに、ズバリお答えします。
◯本記事の内容
- 手帳にはシャーペンをおススメする理由
- 高級なシャーペンをおススメする理由
こんにちは、清兵衛(せいべえ)です。
東京と京都で、20年以上ビジネスパーソンとして働き、様々な企業や役所などの、いろいろな役職の方々とお仕事をさせていただいてます。
本記事では、「ビジネスマンが手帳に使うのに適した筆記具は何?」という悩みに、ソリューションを提案します。
ビジネスパーソンは、手帳には高級なシャーペンを使うべきです。
手帳にはシャーペンをオススメする理由
記名(サイン)するなど消えては困る場合以外は、基本的にシャーペンが実用的で効率的です。
ビジネスパーソンが使う理想の筆記具は万年筆だと思っていますが、現実的には、迅速性・利便性とトレードオフです。
ボールペンは、万年筆とシャーペンの中間にありますが、書き直しが効かない点で、万年筆と同様です。
シャーペンをオススメする理由は、次の3つです。
- ストレス無く書ける
- 消せる
- 替え芯をシャーペン本体にセットできる
ストレス無く書ける
0.7ミリや0.5ミリのB芯を使えば、折れにくくて、ストレス無く書けます。
細い芯は、細かい字が書けますが、どうしても折れやすくて、イラッとします。
製図や描画などの専門作業は別にして、
通常の事務では、ビジネスパーソンが使うなら、0.7ミリや0.5ミリのB芯がオススメです。
消せる
メモをとったり、伝言を書いたりする際に、書き損じても一から書き直さずに済むので、事務の効率化と紙の節約の点で優れています。
消せないと、間違ったり、もう少し書き直した方がよかったかな、と思っても、つい、そのままにしてしまうことが多くなり、仕事の質に影響します。
特に、スケジュール帳に書く場合は、仮置きの予定や、リスケは当たり前のことですので、書き直しが簡単なシャーペンが重宝します。
また、パソコンで、パワーポイントやエクセルを使って図の資料を作成する際に、図のイメージを、まず手書きで構想することが思考整理に役立ちます。
その場合でも、消してすぐに修正できるので、思考が中断せずに済みます。
これらは小さな事のようですが、重なると結構な差が現れます。
消しゴムは?
外出時にシャーペンを使っていて、文字を消すときは、シャーペンのヘッド部分に内臓されている消しゴムで十分です。
念のために、手帳用の超薄型の消しゴムも手帳に挟んでますが、滅多に使う場面はありません。
ちなみに、使い捨てのシャーペンでなければ、内臓消しゴムのスペアも販売されてます。
デスクでは普通の消しゴムを使います。
フリクションペン
フリクションペンは便利なので、使ってる方が結構います。
今は、少し減りましたが、一時すごい人気でした。
わたしには、「ボールペンのふりをしているのに、消去できてしまう」ところが、
姑息で安っぽく思えるので、使用しません。
変なこだわりです。
替え芯をシャーペン本体にセットできる
シャーペンであれば、予備の替え芯を、常に本体に入れておけるので、芯切れの心配がありません。
ボールペンでは、替えインクを別に用意しておく必要があり、外出時は別に持ち歩くことになり、地味に不便です。
高級なシャーペンをオススメする理由
筆記具は、ビジネスパーソンの仕事道具
価値ある自己投資です。
料理人さんや大工さんなど本物のプロは、仕事道具は、良いモノを大切に使われます。
技術面・精神面ともに、良い仕事道具は良い仕事につながることを、経験的に知っておられるからです。
筆記具は、鞄、名刺入れや手帳とともに、ビジネスパーソンの仕事道具だと言えます。
ビジネスパーソンの矜持と言ってよいかもしれません。
人は、あなたの使っている筆記具に、仕事に対する姿勢や人柄を感じ取ります。
案外、手元・足下は見られているものです。
付箋、ボールペン、シャーペン、などの使い捨ての消耗品は、会社のを使えば十分だよ、と言う方でも、鞄や名刺入れは、自分で購入しますよね。
繰り返しますが、ビジネスパーソンにとって、毎日仕事に使う文房具は、仕事道具です。
道具である以上は、もちろん機能性が最重要ですが、それを使う時のメンタル面も重要です。
人前でメモを取る時でも、恥ずかしくないですし、気分を上げてもくれます。
所有欲も、けっこう満たしてくれます。
価値ある自己投資だと思いますよ。
ペリカン スーベレーン D600については、【シャーペン】ペリカン スーベレーン D600【16年間使った感想】で、わたしが16年間使ってきた感想を書いています。
バランス感覚も大切
高級なものを使う場合に、一つ注意点があります。それは、バランス感覚です。
新入社員や起業したてでは、本人の収入は想像がつきます。
そんな状態で、スーツは量販店のものなのに、ベンツで出勤、パテックの腕時計を身につけている人をどう思いますか。
極端な例を挙げましたが、バランスの取れていない状態は、どこかに無理が生じるため、信頼性が疑われてしまいます。
趣味であれば個人の自由ですが、ビジネスの観点からは注意が必要です。