スーツに合う本格的な革靴がほしいけど、足のサイズが小さいので、なかなか見つからなくて困ってるんだよな。
いいなと思った靴も、サイズを見ると26㎝からしかないんだよな。
こんな悩みを解決します。
◯本記事の内容
こんにちは、清兵衛(せいべえ)です。
東京と京都で、20年以上ビジネスパーソンとして働き、様々な企業や役所などの、いろいろな役職の方々とお仕事をさせていただいてます。
ビジネスシューズは、服装全体のイメージを左右します。
本格ブランドの革靴を履けば、少々の安物のスーツでも、安っぽく見えないです。
クールビズやノーネクタイなどのカジュアルスタイルでも、磨いた革靴を履いていれば、だらしなく見えません。
ビジネススタイルとして、きちんとして見えます。
逆もしかりで、10万円以上のスーツを着ていても、靴が安物であれば、服装全体が安っぽくなってしまいます。
そんなわけで、きちんとした、革靴がほしい。
だけど足のサイズが小さくて、なかなか靴が見つからない。
わたしは、いつも、こんな思いをしてきました。
小さいサイズを扱っている、お薦め本格革靴ブランド
そしてたどり着いたのが、次の3つのブランドです。
ちょっと奮発しても、永く使えて価値ある自己投資だと思いますよ。
- Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ) [23.5㎝~]
- REAGAL(リーガル)[23㎝~]
- SCOTCH GRAIN (スコッチグレイン)[23.5㎝~]
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
靴好きの方には有名なブランドですね。
1879年に英国靴の聖地イギリス・ノーザンプトンに誕生。
イギリスを代表する靴ブランドの1つで、高品質ながらも良心的な価格です。
UK5(23.5cm)サイズから揃っています。
Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)をお薦めする理由
- 高品質。とにかく革が上質で美しい。
- なめしが素晴らしく、丈夫で耐久性が高い。
- コストパフォーマンスが優れている。
この靴は、2003年に伊勢丹メンズ館がリニューアルオープンした時に購入したもので、18年間履いています。
わたしの足は実測で、長さ23㎝、幅(ワイズ)右足21.5㎝、左足22㎝で、リーガルなら、23㎝EEがぴったりです。
このFAIRFORD(フェアフォード)は、ワイズがEしかなかったので、UK5(23.5㎝)とUK5 1/2(24㎝)のどちらにするか、店頭で悩みました。
こんな場合は、結論は、UK5(23.5㎝)を選びましょう。
わたしは、UK5 1/2(24㎝)を選んでしまい、少し後悔しています。
「靴を購入するときは、足がむくんでくる夕方に買うのが良い」と本で読んだことがあったので、夕方に買いに行きました。
その時は、UK5 1/2(24㎝)のほうが、足が痛くなくて良かったので購入したのですが、革は足に馴染んで伸びるんですよね。
今では、上の写真の通り、左右の羽根がひっつくくらい、靴紐をきつく結んで、履いています。
本当は、左右の羽根が1㎝くらいはなれているが、カッコいいんですけどね。
ですから、購入時は、少し小さいかなと思うくらいで良いと思います。
価格は忘れてしまいました。数万円程度だったと思います。
気に入ったので、黒と茶と同じモノを2足購入しました。今は、廃番になっているようです。
茶色の方は、一度、ずぶ濡れになって「塩吹き」したので、サドルソープを使って水で丸洗いしています。
年輪を経て、いい風合いがでていると思ってます。自己満足かなぁ。(^^);
底のラバーは、何度も貼り替えています。
多少の雨でも、靴底から雨が浸みこんでこないように、ラバーを貼っています。
次回、貼り替えるときは、イギリスのCrockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)の靴工場に送って、革底に戻そうと思っています。靴底のクッション材であるコルクも入れ替えてくれて、履き心地がグッと良くなるらしいです。結果は、また、御報告します。
やっぱり、革底は蒸れにくくて快適ですよ。
REAGAL(リーガル)
皆さんご存じのブランドですよね。国内では、全国に店舗がある日本のシューズブランドです。
ビジネスシューズは23cmからあります。
ビジネスシューズの種類も多く、定番のものは、20年以上同じ型が販売されています。スリッポンなどカジュアル系は23.5cmから揃っています。
REAGAL(リーガル)をお薦めする理由
- コストパフォーマンスが優れている。
- 店舗が全国展開されており、実物を確認しやすい。
このリーガルの靴はコードバンで、ネットを通じて17年前に購入したものです。23㎝EEです。
価格は数万円だったと思います。純正シューキーパーが付いていました。
数年前に、リーガルの販売店を通じて、靴底全体を貼り直しました。
貼り替えを依頼した時点では、型が廃番になっており、木型(ラスト)が工場に残っていなかったために、木型(ラスト)を一から作り直して、革底を貼り直してくださったそうです。
日本人の足が大きくなり、小さいサイズの靴は、需要ボリュームが相対的に小さくなっていくことから、品揃えが少なくなってきています。
現在では、リーガルでも23㎝の靴を選べるのは、定番品に限られてしまいます。
以前の気に入った靴の型番が廃番になったり、売り切れたりします。
この靴をとても気に入っているのですが、色違いの濃茶色や、同じ黒色を数足買っておけば良かったと、後悔しています。
ストレッチャーの使用は注意
この靴は、リーガルの実店舗で30年以上前に購入したもので、23㎝EEです。
すみません、価格は忘れました。
シューキーパーをはずすと、甲部分のシワがよくわかりますが、左足(写真では右側)のシワが不自然でしょ?
シワが不自然なのには訳があります。
わたしの場合、新品の革靴の履き始めは、決まって左足の親指の付け根が当たって、痛くなってしまいます。
この靴を買った当時は、革靴の扱い方をよく知りませんでしたので、左足の靴に、ストレッチャーを使用して、足に当る部分の革を伸ばしてしまいました。
その結果、親指の付け根は痛くなくなったのですが、革が伸びた=革が弱くなった事が原因で、変なシワができてしまいました。
それ以来、購入した革靴の履き始めに親指の付け根が痛くても、ストレッチャーは使用しないことにしてます。
1ヶ月もすれば、革が足に馴染むので、痛くなくなります。
この靴での失敗を繰り返さないように、ストレッチャーを使用しなくなったおかげで、他の靴には、変なシワはできていません。
プロの靴屋さんでもストレッチャーの使用を薦めておられる方がおられますが、わたしの経験からは、お薦めできません。
実は、ストレッチャーを使用することには、更に大きなデメリットがあります。
ストレッチャーで革を伸ばしたために革が弱ってしまい、年が経つと、ひび割れが出来てしまうのです。
革底を貼り替えたいのですが、ひび割れがあると、リーガルショップでは貼り替えられないと言われました。
革底の貼り替えは、靴全体に強いテンションがかかるため、ひび割れ部分の革が裂けてしまうそうです。
革底を何度も貼り替えて、足に馴染んだ靴を履きたいわたしにとって、こちらのデメリットは、致命的です。
足が痛いのを1ヶ月ほど我慢するか、数年後のリペアを諦めるのか。
靴をどのように使うかですので、人それぞれの選択ですけどね。
全天候対応のビジネスシューズ
数年前に、リーガルのゴアテックスシリーズを購入しました。
革底の靴は、足が蒸れにくいので好きなのですが、雨の日はどうしても浸みてきます。
それで、いろいろとさがした結果、リーガルのゴアテックスシリーズに行き着きました。
見た目も、普通のビジネスシューズです。
リーガルのサイズでは、わたしは23㎝がぴったりなんですが、このゴアテックスのシリーズは、サイズが23.5㎝からの展開なので、仕方なく、23.5㎝を買いました。
やっぱり少し大きくて、靴紐をキツめに締めて履いています。
でも、天候を気にしなくていいのと、ゴアテックスだけあって蒸れにくいので、なかなか重宝していますよ。
SCOTCH GRAIN (スコッチグレイン)
日本の株式会社ヒロカワ製靴のブランドで、日本人の足に合った木型でつくられているそうです。
23.5㎝からあります。リーガル同様に、以前は23㎝もあったのですが、現在では作られていません。
以前から気になっていたのですが、まだ購入したことがありません。23㎝があるうちに買っておけば良かったと後悔しています。
いずれは23.5㎝を購入してみようと思っていますので、結果は、あらためて御報告します。
おまけ
お客様と会わないときの、職場でのリラックス用の「ドライバーズシューズ」です。
スリッパでは、さすがに抵抗がありますが、このドライバーズシューズなら、足が蒸れなくて、気持ちいいのでお薦めですよ。この靴は、一応、日本製の本革ですが、他にもネットでいろいろな種類が売っています。