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【失敗しない鞄選び】大人が持つべき革のビジネス鞄【使った感想】

at work

「商談先に行ったときに恥ずかしくないビジネス鞄がほしいな・・・。管理職になったので、スーツやジャケットに似合う革の鞄がいいな。どの鞄がいいんだろう?」

こういった悩みに答えます。

◯本記事の内容

  • 大人が持つべきは、革の鞄
  • ビジネスシーンに合う鞄は、箱形の革製
  • リュックやトートバックは、スーツを着ない業界ならOK
  • おススメの鞄店

こんにちは。清兵衛(せいべえ)です。

ビジネスパーソンとして20年以上、交渉の現場などで、欧米も含めた様々なビジネスパーソンと出会ってきた経験から、大人が持つべきビジネス鞄について提案します。

大人が持つべきは、革の鞄

ブリーフケース

本革の鞄は、スーツやジャケットとの相性はもちろん、カジュアルなビジネススタイルであっても、高級感とフォーマルな印象を与えることができます。
本革の鞄は、合成皮革やポリエステルにはない、信頼感や誠実感があります。

ビジネス鞄は、実用性がもっとも大切ですが、大人が持つなら「美しさ」や「ぬくもり」が加わった革の鞄をおススメします。

機能性・効率性に支配されるビジネス社会ですが、「美しさ」や「ぬくもり」という感覚的な要素もビジネス鞄に取り入れれば、安心感を添えてくれると感じます。

革の鞄を持って、毎日、職場へ向かう。
家族、職場の人々、取引先の方々など周りの人々にも、あなたの印象として「美しさ」や「ぬくもり」を持ってもらえると思います。

ちなみに、新潮文庫の夏目漱石「坊ちゃん」では、“革鞄”とかいて“かばん”とルビが振られています。“かばん”は革製だという漱石さんの思いがあるように思います。

革製品は、使っているうちにキズや汚れが付くのは当然で、キズや汚れは革の本来の姿とも言えます。気にする必要はありません。

革は「なめし」ているので、年数を経るほどに、さらに美しくなります。加えて、キズや汚れがある方が年期が入って重厚に見えます。

ビジネスシーンに合う鞄は、箱形の革製

具体的には、次の5要素を含んだビジネス鞄を選ぶことをおススメします。

  • パソコン、タブレット、A4書類がすっきりと収まること
  • 床に置いたときに自立すること
  • 開口部が広く、出し入れが簡単なこと
  • 持ち手が付いていること(ショルダーバッグには持ち手がない)
  • 黒、ダークブラウン、紺のいずれかの色であること
  • 耐久性がある上質な革製品であること

これらの要素を満たすビジネス鞄の代表は、革のブリーフケースです。

リュックやトートバックは、スーツを着ない業界ならOK?

リュックを持ったビジネスマン

 最近は、自転車通勤や一駅ウオーキングが増えてきたので、リュックのビジネスマンも増えてきました。職場で許容範囲なら、問題ないです。

でも、男性は、できればトートバッグは避けた方がいいです。
トートバッグは、ヨーロッパでは女性が持つ鞄で、男性は持ちません。
ジェンダーフリーの時代とはいえ、男性がスカートを履かないように、トートバッグを持つ日本のビジネスマンの姿は、欧米のビジネスマンには異様に映っているようです。

革鞄のデメリット

革の鞄というと、「重たいし、疲れるんじゃない?」と思いますよね。
はい。重たくて疲れます。

でも、ビニール鞄の営業マンと、革鞄の営業マンとどちらに信頼感をもてるでしょうか。
金融機関が営業マンに革鞄を持たせているのには理由があるんです。「信頼感」です。

弁護士や税理士など、「信頼感」がより重要な職業の方の多くは、革鞄を使っています。「信頼感」を持っていると思えば、少々重くても、どおってことはないくらいの、ビジネスパーソンの矜持があってもいいんじゃないですか。わたしは、革鞄の重さは、デメリットではないと思いますよ。

おススメの鞄店

ここからは、具体的に、おススメの鞄店を紹介します。
高級な革のビジネス鞄は一生もので、価値ある投資です。

大峽製鞄(おおば せいほう)

知る人ぞ知る、御用達の鞄店で、東京足立区の千住にあります。
学習院のランドセル作りで有名ですね。

ここのビジネス鞄は完璧です。
一度見れば、他社製品との違いは一目瞭然で、うんちくは必要無いレベルです。

ここの鞄なら、いずれの製品を選んでも間違いありません。
わたしも、社長になれば買いたいなと思っています。

2019年にバッグメーカーのエースの子会社になりましたが、従来の手作業による鞄づくりはそのままです。
大峽製鞄公式ホームページ

銀座タニザワ

こちらの店も知る人ぞ知る店で、1974年(明治7年)創業の老舗鞄店。店名のとおり銀座1丁目にあります。
「鞄」の文字を考案したと言われています。
銀座タニザワのホームページには、次の記載があります。

1890年(明治23年)谷澤禎三が考案したといわれる「鞄(かばん)」の文字を看板に掲げたところ、 これが銀座をお通りになった明治天皇のお目にとまり、侍従職を通し「何と読むか?」との御質問を受ける。 これをきっかけに「鞄」の字が全国に広まったと伝えられている。

銀座タニザワ公式ホームページより

ここの鞄も、いずれの製品を選んでも間違いありません。

わたしは、銀座タニザワさんのトップフレームブリーフケース(ダレスバッグ)を20年ほど使っています。

黒と茶のバッグ

全く同じ製品の色違いに見えますが、茶色の方は、重要な部分が手縫いです。
見た目ではわかりませんが、手縫いでできている握り部分は、太からず細からず、絶妙な握りやすさです。

手入れは、半年に1度くらい栄養クリームで磨く程度ですが、しっかりしてます。おススメです。
銀座タニザワ公式ホームページ

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