最近、自転車通勤してる人をよく見かけるけど、疲れないんだろか?
どのくらいの距離かよってるのかなぁ?
健康にはよさそうだけど、職場まで結構な距離あるけれど、わたしにもできるかなぁ?
この疑問に、20年以上自転車通勤してきた経験から、ズバリ回答します。
◯本記事の内容
- 自転車通勤が可能な距離の目安
- 安全・快適な自転車での通勤経路の見つけ方
- まずは行動。試してみよう。
こんにちは、清兵衛(せいべえ)です。
東京と京都でビジネスパーソンとして働く中で、転勤により様々な距離や交通事情の異なる道を、20年以上、クロスバイク、ロードバイク、ママチャリで自転車通勤しています。
本記事では、20年以上自転車通勤してきた経験から、自転車で通勤可能な距離の目安を解説します。
1.自転車通勤が可能な距離の目安
結論として、10キロ以内なら、自転車通勤は簡単です。
特に体が丈夫なわけでもないし、学生時代に体を鍛えた経験もないし・・・。そんな方でも大丈夫です。
ちなみにわたしは、以前の不健康な生活がたたり、一度、心筋梗塞で死にかけました。
そんなわたしですが、今も楽に片道15キロを自転車通勤できています。
自転車通勤が10キロ以内なら簡単な理由
10キロ以内なら、疲れずに、気持ちよく走れて、楽しいです。
自転車の種類にも依りますが、ママチャリでも7キロ程度なら、信号待ちなども含めても、1時間程度です。
自転車通勤の距離と時間の目安【初心者用】
区分 | 5キロ | 10キロ | 15キロ |
---|---|---|---|
ママチャリ | 45分 | 1時間30分 | 2時間 |
電動ママチャリ | 35分 | 1時間10分 | 1時間40分 |
クロスバイク | 30分 | 1時間 | 1時間10分 |
ロードバイク | 20分 | 40分 | 1時間 |
※信号待ちなどの時間を含めた、ゆとりのある実到着時間です。
1時間程度なら、お住まいの地域の交通事情にもよりますが、これまでの通勤時間と大きくは変わらないんじゃないですか?
これまでの通勤時間と、大差なく自転車通勤を始められるかどうかは、朝おきる時間にも影響するので、無理なく継続できるためには、結構大切なポイントです。
体力的に心配される方もあると思いますが、だいたい1週間程度で自然になれてきます。
自転車通勤の初心者の方にとって、ゆとりを持って自転車に乗れて、朝から気持ちよく仕事に取り組める距離は、10キロ・1時間以内だと実感しています。
15キロ(ロードバイクで1時間)を自転車通勤していたときは、残業で夜遅くなった次の日は、「チョット面倒くせーなぁ」と思うことが結構ありましたから。
実は、その場合でも、思い切って自転車にまたがり、意識してゆっくりペースでペダルを回せば、案外、楽に到着できちゃいます。
そして、「やっぱり自転車にしてよかった」と思うんですけどね。
まずは、天気のよい、あすは休日という日から始めてみるのがオススメです。
2.安全・快適な自転車での通勤経路の見つけ方
見落としがちなのが、通勤経路の重要性です。
自転車通勤は、どの道を走るかによって時間が結構変わります。
安全・快適な通勤経路を見つけ出せば、気分的な自転車通勤のハードルは、かなり下がります。
Googleマップで調べる
まず、Googleマップで、自宅から職場までの自転車でのコースを「経路」で調べます。
自転車でのコースが表示されない地域の場合は、徒歩でのコースで調べてみます。
Googleマップで調べてみると、これまで想像していたのと違うコースが表示され、新たな発見をすることがあります。
コースをストリートビューで確認しつつ記憶します。
覚えるまでは、スマホホルダーに取り付けて確認しつつ走るのもありです。
スマホを見るときは、一旦停止してくださいね。
試しに、休日に自転車で通勤経路を試走してみる
いきなり自転車通勤を始めるよりも、一度、休日に“ためし通勤”で自転車で走ってみることをおススメします。
コースは、多分1度では覚えられないと思うので、実際に走りながら途中で止まりつつ、スマホで確認しましょう。
実際に走ってみると、思わぬ気付きがあります。
徒歩コースでググった場合は、経路上に階段や立体交差していて、自転車で通れない場合があるので、迂回路を探します。
できれば避けた方がよいコース
コースにのぼり坂がある場合は、できるだけ避けたコースを検討します。
交通量の多い幹線道路やトラック街道がコースにある場合は、生活道路や一方通行などで、交通量の少ない道への置き換えも考えてみます。
その際、公園の横など、気持ちの良いコースも取り入れてみます。
新宿御苑の北側に沿った道なんか、樹木の新鮮な空気に満ちていて、特に朝は、ほんとに気持ちよく走れます。
通勤ルートにある方には、是非、おすすめです。
あと、できれば、信号の少ない道路を選ぶことが、早くて安全です。
信号ストップは、時間が取られる最大の要因です。
信号が変わりそうになると、ストップを避けるため無理に加速してしまって、周りへの注意が散漫になり勝ちです。
悪いことだと知りつつ、信号無視してしまったり・・・。
通勤途中でパンクした場合に対応できるように、経路上に自転車店があるか、公共交通機関の駅までどのくらいか、などを確認しつつ試走してみてはいかがでしょうか。
3.まずは行動。自転車での通勤を試してみよう。
安全・快適なコース設定ができれば、自転車通勤を継続するハードルはかなり低くなります。
1ヶ月程度、週に1~2日でもよいので、まずは、始めてみてください。
通勤時間を有効につかった、ソフト・エクササイズだということが、体感できます。
無心になって運動する時間は、ストレス発散に効果絶大です。
1ヶ月も続ければ、体調の変化が実感できます。
血圧は下がるし、やせるし、よく寝られます。
体調が良くない日や、気分がのらないと思えば、公共交通機関を使えば良いだけです。
まずは行動です。自転車での通勤を試してみましょう!
いやなら、やめればいいだけですから。
おまけ
わたしが自転車通勤に興味を持っていたときに、自転車通勤への背中を心地よく押してくれた本について、自転車通勤を楽しく始める本【心地よく背中を押してくれます】で紹介してます。
東京での自転車事情や、自転車通勤をはじめるにあたっての注意点、楽しく自転車通勤をつづけるためのコツなどがわかります。
ほかにも、【経験してきた感想】自転車通勤の雨の対策と注意点や、【使った感想】キャットアイ VOLT400・rapidXと法律なんかもあるので、よかったら、そちらもご覧下さい。