自転車通勤を始めたいけど、雨の日はどうすればいいんだろう?
急に雨が降ってくることもあるよなぁ。
この疑問に、20年以上自転車通勤してきた経験から、解決策を提案します。
スーツを着て、クロスバイクに乗って通勤するビジネスパーソンの方を念頭においてます。
◯本記事の内容
- 自転車通勤の雨対策の基本装備
- 自転車通勤の雨具は、ポンチョタイプとセパレートタイプ
こんにちは、清兵衛(せいべえ)です。
東京と京都でビジネスパーソンとして働く中で、転勤により様々な距離や交通事情の異なる道を、20年以上、クロスバイク、ロードバイク、ママチャリで自転車通勤しています。
本記事では、経験の教訓から、自転車通勤の雨対策について解説します。
自転車通勤の雨対策の基本装備
大人の泥よけ
スーツでクロスバイクに乗るには、前・後輪に泥よけを付けることを強くお薦めします。
泥よけがないと、スーツのズボンがビショビショに濡れてしまいます。
ただし、いかにも泥よけ付けてますッ!的な、簡易なプラスチックのものは選ばない方がよいです。
見た目が、子供のマウンテンバイクみたいになってしまいます。
東京サンエス(株)さんの、DIXNA(ディズナ)クラウドリフト700c用フェンダーが機能的で、簡単に付けられるので、お薦めです。
よく見なければ、付けていることがわからないくらい、スマートです。
DIXNA(ディズナ) クラウドリフト 700c用 フェンダー カラー ブラック V23P030 ブラック
取り付けはゴムバンドですが、しっかりと取り付けることが可能で、5年間使用してますが、ゆがんだり、外れたことはありません。
雨の日は自転車に乗らないという方でも、水たまりや、急な雨に対応できます。
できればリアキャリアを付けてください。
- 後輪の泥よけ代わりになります。
- 急な雨が降ってきた時の備えに、ポンチョをくくりつけておけます。
- 荷物も積めるので、夏の暑い日にリュックを背負わなくて済みます。
リアキャリアを付けておけば、買い物の荷物も載せられるので、ほんとに便利です。
軽量で、見た目もスマートな製品が結構あります。
気分を変えたくなれば、泥よけもリアキャリアも、簡単にはずせます。
騙すつもりはありませんが、騙されたと思って、付けてみてください。
ヨーロッパの通勤風景では、リアキャリアを付けている方を普通に見ます。
自転車通勤の雨具は、ポンチョタイプとセパレートタイプ
ポンチョタイプとセパレートタイプは、両方を購入することをお薦めします。
ポンチョタイプの雨具
泥よけさえ付いていれば、豪雨を除いて、急な雨でもポンチョタイプでなんとかなるので、自転車のキャリアに付けておくか、ドリンクホルダーに入れておきます。
フードの視界対策として、キャップ帽をかぶった上からフードをかぶって、フードのひさしと帽子の「つば」をクリップで留めます。
振り向いてもカッパが邪魔しないので、イラッとせずに済みます。髪の毛も乱れにくいですよ。
ポンチョは、下が大きく空いているので透湿素材でなくても蒸れませんし、かぶるのも楽です。
それに、透湿機能付きセパレートタイプの10分の1以下の価格です。
ただ、どうしてもズボンの裾が濡れてしまうので、ポンチョを着て走るのは、5キロ程度が限界だと思います。
わたしは、マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョが気に入っていて、古くなれば、買い直しています。安いのに結構しっかりしていて、重宝してます。
セパレートタイプの雨具
雨の日でも通勤するのであれば、セパレートタイプに長靴が安心です。
セパレートタイプは、透湿素材が高価ですが、マストです。
特に夏は、透湿機能がないと汗が逃げないので、汗で濡れて、雨に濡れるのと大差ないことになってしまいます。
モンベルやノースフェイスなどのアウトドア・ブランドのモノが安心です。
セパレートタイプ同様に、キャップ帽をかぶった上からフードをかぶって、フードのひさしと帽子の「つば」をクリップで留めます。
振り向いてもカッパが邪魔しないので、イラッとせずに済みますよ。
セパレートタイプは、冬場は防寒着にもなります。
セパレートタイプのズボンを自転車にくくりつけておけば、急な雨対策にもなり、一石二鳥です。
10年くらい使えるので、無駄にはならない投資だと思います。
最近は工事作業用品店の「ワークマン」に、透湿機能付きのおしゃれなカッパが安価で売られています。
わたしは使ったことがないのですが、2~3年ごとの使い捨てであれば十分という考え方もあります。
靴
雨の日でも通勤する場合は、長靴が安心です。
職場に革靴を置き靴しておけば、朝の通勤途中で急な雨に降られた時でも、履き替えることができます。
長靴は、昔からある黒のゴム長でもいいですが、写真のL.L.Bean(エルエルビーン) メンズ エル・エル・ビーン・ブーツなどのカントリー調のものも、結構使いやすいです。
耐久性があり、デザインも古くならないので、10年くらいは使うことが可能で、これも無駄な投資にはなりません。休日にも履けますしね。
濡れて帰る
夏の時期の限定にはなりますが、「濡れも気にならない服で走る」という手もあります。
速乾性のTシャツと7分丈パンツ、ウオーターシューズであれば、晴雨関係なく、汗をかいても気になりません。
わたしは、ユニクロのシャツ、ズボンと、[メレル] ウォーターシューズ チョップロックを愛用しています。
雨に濡れて走るのも、たまには気持ち良くって、充実感すらあります。